谷津駅

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谷津駅(やつえき)は、千葉県習志野市谷津にある、京成電鉄本線駅番号KS25

年表[編集]

  • 1921年大正10年)7月17日 - 谷津海岸駅として開業。開業時のホームは単式ホーム千鳥配置の2面2線式。
  • 1927年昭和2年)8月21日から1934年(昭和9年)5月までは、京成遊園地(後の谷津遊園)のために支線が存在し、その支線上に谷津遊園地駅が存在した。
  • 1936年(昭和11年)4月10日 - 支線の廃線に伴い、谷津遊園駅と名称変更。
  • 1939年(昭和14年)頃 - 戦時下のため谷津海岸駅と名称変更。
  • 1948年(昭和23年)4月1日 - 再び谷津遊園駅と名称変更。
  • 1967年(昭和42年)頃 - 改良工事により駅舎・ホームが現在の形になる。
  • 1984年(昭和59年)11月24日 - 1982年(昭和57年)に谷津遊園が閉園したため谷津駅に名称変更。
  • 1985年(昭和60年)10月 - 特急の停車駅から外れる。
  • 2002年平成14年)10月12日 - 急行に代わって快速が設定され、快速停車駅から外れる。
  • 2009年(平成21年)4月27日 - 駅舎とホームを連絡する車いす対応エレベーターが設置される。

駅構造[編集]

島式ホーム1面2線を有する地上駅

駅舎はホームの真上にあり、下総台地の縁の海食崖上にせり出している。北側の入口は台地面に開いているため、あまり段差がないが、南側の入口はかつての海岸線方向に向いているため、海食崖の足元の地上面と駅舎の間を国道14号千葉街道)をまたぐ階段で上り下りを行うことになる。こうした駅舎構造から、当駅は、下総台地の台地面に位置する谷津五丁目と、台地の足元の埋立地である谷津四丁目を結ぶ、主要な歩行者通路としても機能している。この階段には2000年代に入ってからエスカレーターエレベーターが設置されているほか、駅ビルの「谷津スクエア」とも直結している。その他、駅舎とホームを連絡するエレベーターも設置されている。

京成本線は当駅より上り方向(西側)は海岸の低地を走っており、下り方向(東側)に向けて、北東に切れ込んだ旧谷津村の谷を経て下総台地の上に乗り上げていくことになる。

のりば[編集]

番線 路線 方向 行先
1 KS 京成本線 上り 日暮里上野押上A 都営浅草線KK 京急線方面
2 下り 津田沼千葉成田空港方面
  • 上表の路線名は成田空港線開業後の旅客案内の名称に基づいている。

利用状況[編集]

2013年度の一日平均乗降人員は11,188人[1]で、京成線内69駅中第35位であった。

近年の1日平均乗車人員推移は下表の通り。

年度 1日平均
乗車人員
1998年 7,366 [2]
1999年 7,055 [3]
2000年 6,829 [4]
2001年 6,647 [5]
2002年 6,343 [6]
2003年 5,937 [7]
2004年 5,752 [8]
2005年 5,668 [9]
2006年 5,669 [10]
2007年 5,713 [11]
2008年 5,640 [12]
2009年 5,573 [13]
2010年 5,576 [14]
2011年 5,472 [15]

駅周辺[編集]

習志野市海岸部にある2つの京成電鉄の駅のうち、京成津田沼駅が習志野市の旧津田沼町部分の行政・商業の拠点へのアクセスの意義を果たしていた。それに対し、当駅の前身である谷津遊園駅は谷津海岸の潮干狩り海水浴谷津遊園を利用する観光客向けの駅の性格が色濃かった。そのため、谷津遊園駅時代には、駅の南口から延びる商店街は、房総半島海水浴場に見られるような、観光客向けの土産物や飲食を供する商店街とよく似た風情を有していた。

しかし、1960年代以降海岸の埋め立てが進行して潮干狩りや海水浴といった海浜型行楽地の性格を喪失し、さらに1980年代には京成電鉄がオリエンタルランドを通じて東京ディズニーランドへ経営参加することが決まり、競合する谷津遊園が閉鎖されると、首都近郊にベッドタウンとして形成された新興住宅地への通勤・通学駅として利用されるようになった。

早くも1960年代には、駅北口の下総台地の上の畑地に造成された谷津五丁目の分譲住宅地の通勤・通学駅であったが、その後海岸の埋立地に造成された秋津団地や谷津遊園跡地にできた谷津パークタウンなどの住宅地の通勤・通学駅として大きな役割を果たすようになった。

1986年(昭和61年)4月に旧・住宅・都市整備公団(現・都市再生機構)による谷津パークタウン壱番街への入居が開始されると、当駅の乗降客数は増加し、さらに谷津パークタウン弐番街・参番街への入居とともに当駅の乗降客数は急激に増加した。そのため、駅南口から谷津パークタウン入口へと続く谷津商店街(通称:谷津遊路)は1980年代後半以降急激にその性格を新興住宅地の住民向けの商店街へと変化を遂げた。しかし、1990年代後半に谷津パークタウン住民がかつてから望んでいたJR津田沼駅 - 谷津パークタウン間のバス路線(京成バス谷津パークタウン線)が開通したことや、谷津パークタウンの賃貸住宅への入居者が減少したことなどにより、当駅の利用者数は一時に比べて減少している。

谷津遊園閉鎖後も観光地的な性格は幾分残存している。例えば、園内のバラ園は習志野市に移管されて谷津バラ園として存続しており、開花期間には多数の観光客が訪れている。また、谷津遊園前面にあった海面は池状に埋め立てを免れて(谷津干潟)多くの渡り鳥が飛来し、休日にはバードウォッチャーで賑わいを見せる。

駅南口に習志野市南部エリア最大の谷津保健病院と東京湾岸リハビリテーション病院があるため、駅前の利便性から多数の診察客が乗降しており、その関係で駅前に医療系・薬事関係の店舗が多数出店している。

南口階段下には京成電鉄の園芸部門子会社である京成フラワー温室を備えた大型店舗が谷津遊園に来園する観光客向けにあり、同園閉鎖後も営業を続けていたが、2006年(平成18年)になって駅舎内の仮店舗に一時移動して再開発を開始。敷地を有効活用した2階建て駅ビル『谷津スクエア』が2007年(平成19年)8月初旬に開業した。1階店舗には京成フラワーの店舗に加えてくすりの福太郎ファミリーマートコミュニティー京成のフランチャイズ)が営業している。さらに老朽化していた習志野警察署谷津交番が駅南口東隣の国道14号線沿いから移転入居した。

バス[編集]

駅南口から徒歩5分程度のところに京成バス谷津二丁目バス停がある。
また、平和交通の銀座駅、東京駅から深夜急行バスが谷津駅バス停に停車するが降車のみで乗車はできない。

  • 京成バスシステム東11・ら01系統 東船橋駅-津田沼駅南口-谷津駅-船橋競馬場駅-ららぽーと東口-南船橋駅
  • 津71(谷津線) 津田沼駅南口-奏の杜三丁目-谷津小学校-谷津二丁目-谷津パークタウン-谷津南小学校-谷津干潟
  • 津72(谷津線) 津田沼駅南口-第一中学校-谷津小学校-谷津二丁目-谷津パークタウン-谷津南小学校-谷津干潟
  • 平和交通 深夜急行バス 津田沼・勝田台線 銀座駅東京駅八重洲口谷津駅-津田沼駅-北習志野-東葉勝田台駅

隣の駅[編集]

京成電鉄
KS 本線
快速特急・特急・通勤特急・快速(「airplane.png快速」含む)
通過
普通
船橋競馬場駅 (KS24) - 谷津駅 (KS25) - 京成津田沼駅 (KS26)

脚注[編集]

関連項目[編集]

外部リンク[編集]